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取り扱い注意「怒り」との付き合い方

「怒り」という感情

 

この付き合い方が 一番難しいと思っている方も多いと思う。

 

最初に書いておきたいのは

 

あなたが「怒る」のは いけないことではないのだよ。ということ。

 

(⬆️もちろん暴力はいけませんよ〜)

 

 

人間だもの 怒るって あるある。

 

でも、

よくあるのは 「私の中には怒りなんかない」と思ってるケース

 

 

こんな感じ。

怒りはないのか?という質問に

いやー まあイラッときたりはするんですけど・・・・

 

まあ仕方ないんで

いつものことなんで

そういうもんだと思っているので

そういう人だと思っているので

言っても伝わらないし

どうせ言ってもムダだし

 

と、一言で言うと イラッとした自分を封印して

クールで冷静な常識人のように振る舞っている。(感情無視)

 

 

にょきっーーーーーーー!!!と出てきそうな何かをぐっと飲み込み

制している。

 

 

て、のを もう気付けば うん十年

(キャパオーバーになるさね〜 そりゃそうだ)

 

 

そして、平気を装っていても

 

ツラくなると腹が立って抑えられなくなってきたり

(こんなに私は耐えてるのに!が積もっている) 

何でもないこと(例えばTVに出てる人の顔が気に食わないとか)ことにイラッーとしたり

立場の弱い人につい当たる

悪夢

歯ぎしり

くいしばり

緊張が抜けない

顔がキツくなる

 

などいろいろ 体は訴えてくる。

 

怒りの貯蔵庫(肝臓)が満タン越えて 崩壊しそうだー HELP !!!  とね。

 

 

抑えてる人は 制することができてる間はいいが、

何かのきっかけで怒りが爆発したときは 

 

本人もコントロールが効かないくらい暴言を吐いたり

鋭利な刃物で突いたようにキツい言ってはいけない一言とか言ってしまう。

(本人も自分の反応にそんなに怒りがあったのかと驚く)

それとか、泣きじゃくって嗚咽してなにもしゃべれなくなったりね。

 

 

そうしてはいけないと思えば思うほど

 

そうなる。

 

 

だからまた これが恐くて言葉を抑えるから

余計にのどを詰まらせる。

 

 

けっこう共通しているのは

昔 何らか 親だったり近しい人たちが

感情むき出して 言い争ったり 傷つけ合ったりしたのを観て

学習していることが多い。

 

 

怒りをぶつけるのが イコール 怒りの表現だと

怒りの感情を表現するってことは そういうことだと映像が浮かんでくるのだ。

 

はしたない

下品

かっこわるい

醜い

大人げない

怖い

 

だから そんなことはしたくない

 

自分は表現してはいけない  と。

 

そして、同時に喜びを表現したりもしなくなり冷めた人間になる。

 

(今思えば、昭和の家庭は けっこう感情的でしたよね 激しいというか。ちゃぶ台返しの星一徹の影響か・・・ うちも分厚いガラスの灰皿が飛んでいた^^;恐)

 

 

 

 

 

また、親に対してはちょっとまた特別で

親に対して そんな怒りの感情や 恨みをもってはいけない

感謝しないといけないのに

そんな自分は非常識だからいけないんだ

 

だから、ない! そんな親に対する怒り ありません! 絶対 一ミリも

 

と怒りの感情を悪者にしてしまうケースもある。(葬り)

 

 

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「感情」

 

怒り

喜び

悲しみ

恐れ

 

細かくすると

もっと複雑だよね感情って

 

不安 欲望 劣等感 恨み 苦しみ 切なさ 困惑 

不満 無念 嫌悪 嫉妬 恥 空虚 後悔 罪

感謝 愛しさ 幸福 好奇心 勇気 快感 楽しみ

意欲 リラックス 尊敬 希望 親しみ 充実

 

などなど

色とりどり 豊かなのだ。

 

でも、怒りを抑えてしまうと 他のものも抑えられてしまう

 

怒りだけを葬ったまま 本当の幸せは感じられないのかもしれない。

 

本当の意味の 「ありのままの私」にはなれないんだと思う。

 

 

その選択もその人の自由だけど

内側の軽やかさはないだろう。

 

 

怒りを抑えるということは 怒りを感じないように麻痺させなきゃいけないから

要は麻酔をかけた状態でいきているようなもので

 

 

感情が鈍り 感覚が鈍り 体も鈍くなる

 

 

「怒り」  って  

 

確かに刃物みたいに取り扱い注意だけど

 

そんな特別枠にしなくてもいいんじゃないかな?

 

 

 

怒りや恨みが 色で言う ブラック だとしたら

 

黒があって 他の色が引き立てられ 奥行きができ 

陰陽 が美しく輝きだすんじゃないかな。

 

私の中には 怒りなんかございません

全て感謝です。

なんて、

自分は悟りました。 

みたいなコトいってる人ほどちぐはぐな気がする。

 

 

 

自分の中にはパステルカラーしかない

喜びと 感謝と 愛だけです。

 

 

なんて

 

うそつけ

 

 

 

くっそ つまらねーーー(毒舌

 

 

 

いろいろあっていいじゃん。

 

かっこつけだな〜笑

 

 

ブラックや ダークなグレーや うん◯色や そんなこんなで

いい絵(人生)になるよ。

 

 

それが自分を受け入れ許すってことじゃないかな。

 

でもこれは 

なかなか意識的にすると10年くらい過ぎちゃうから

量子場調整の中ではどう調整すると早い。一瞬。

 

 

思い出すと自分が渦中に巻き込まれ感情が揺れるような感じから

調整後は

セピア色の写真を 眺めるような感じになる。

 

 

 

最後にひとつ

怒りの表現は 暴言を吐くこと だけ じゃないよ。

 

その表現法を選ばなければいい。選択肢はいくらでもあるのだ。

 

だいたいは

相手がわかってくれないとか

常識はずれなことするとか

気がつかないダメなやろうだとか

理不尽だとか

バカにしてるとか

 

そういうのって「自分が大切に扱われなかったことに対しての怒り」だから

 

 

「何でこうしないの バっカじゃない!」と吐き捨てるより

 

「私 そうされると(そう言われると) 自分が大切にされなかった気がして寂しいとか(悲しいとか)」

 

 

そういう風に 自分の感情を基準にどう感じたかを言っていけば

相手もちゃんと聴いてくれるんじゃないかな。

 

 

相手を攻撃する言葉になるから バトルがおこるんだ。

 

 

でも、自分の感情を基準にすると 歩み寄りができる。

 

溜め込まないで 小出しして。

 

大噴火 より 小爆発で ガス抜きね(笑

 

 

ま、そんなこんな 私も長年抑圧してきたタイプだから

怒りの表現は まだ練習中。

 

だから みなさん よろしく温かい目で見守ってね。 

 

 

私も内側の 怒りやいろんな念を調整 解放し、

頭がそのことでぐるぐるしなくなった。

 

 

ラク ちょ〜楽〜

 

手放してやっと

以前はエネルギーをムダに消費してたのがわかったな。

 

 

 

怒りの感情といいつきあいができてくると

 

怒りを助長、挑発してくるような人と縁が薄くなってゆく

無意識の攻撃的な言葉や態度から 自分が解放される 楽になる

相手を見張らなくなる

 

 

そして何より

人の幸せを同じように喜べるようになってくる。

 

 

嫌いな人を無理やり好きにならなくていいよ

たとえ親でも。

 

 

そういう自分も受け入れられるくらい

あなたのハートは寛大なのだ。

 

執着をはなれ 自由になって

自分の人生を 生きるのだ。

 

 

応援してます。心から💗

 

 

mahalo